【未来くりっぷ#3】目標はいつかの先人。フランクすぎて逆に戸惑ったデジタルデザイン部1年目を振り返るーー新田智史(ファシリテーション部門DX技術担当)

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NTT東日本のデジタル事業に関わる人へのインタビュー3回目は、新卒で入社、現在2年目の新田智史さん。コロナ禍での入社となってリモートワークが続く中、コミュニケーションが取りづらい難しい環境かと思いきや、デジタルデザイン部ならではの柔軟性がフィットしていると話してくれました。
入社1年目を振り返りつつ、新田さんの仕事感について話を聞きました。

自分をトマトと評するシステム設計担当の新田さん

ーー新田さんご自身で、自分はどんな人だと思いますか?

新田:ひと言で例えるなら、「トマト」でしょうか。私は入社2年目でまだ青いんですが、これから赤くなっていきたいという思いと、種を広げていくことをしたいという考えからです。

現在の職務として、「お客様が考えていることや実現したいことを理解する」ことが求められます。その上で、システムを設計して、システムを構築する側の方たちに正しく伝えるという責務があります。

この「正しく理解して、正しく伝える」という部分が、自分ではまだ未熟で青い部分だと分析しています。相手の立場に立って、物事を捉える力を身に着けていく必要があるなと。

トマトで言う赤い部分は、これから作っていきたいという思いなので、これからですね。辛い環境に置かれると甘くなるものなので、10年後の自分がどんな味になっているか今は想像できてないですが、期待しててください(笑)。

ーー現在、新田さんはデジタルデザイン部でどういった仕事をされてるんでしょうか?

新田:システム開発を担当しています。具体的にいうと、クライアント側の要望をうかがって、それを実現するためにはどういった画面や機能が必要になるか? ある動作を実現するためにデータベース内のどの部分を引っ張ってくるのがいいのか? などを設計して、コーディングするNTTグループ内のオフショア先に設計書と合わせて説明する業務です。

オフショア先とのやり取りはメールが中心ですが、相手側が日本語ネイティブではないので、コミュニケーションには注意を払っています。できるだけ平易な日本語を使用するようにしたり、相手の日本語がおかしい場合は念入りに確認するなどですね。

 

大学時代で海の研究をして初のデジタル人材としてデジタルデザイン部へ

ーー新田さんは大学時代はどういったことをされていて、どういう経緯でNTT東日本を選ばれたのですか?

新田:最初にNTT東日本に入社をした理由から説明します。私は大学時代にサークル活動の一環として、音響の仕事をやってました。表舞台に立つ方々を裏方として支える仕事です。それが自分に合ってるなと思いました。

NTT東日本は日本全国に回線という根を張って、日本で活躍する人たちを支える企業だと思ったんです。この点から、志望したのが大きな理由です。

大学では理学部で、海の研究をしていました。具体的には、衛星データから海洋で起きる現象を分析したり、観測船に乗り込んで海の中を調査したりしていました。研究を行う中で、巨人の肩の上に乗るではないですが、数多くの先人たちの実績や論文があってこそ、自分の研究があるということを大学時代に痛感しました。

そういう意味ではNTT東日本も同様で、先人たちの努力でインフラ設備が整備された上で今があり、これをベースに新しい領域に進出していこうということで、デジタルデザイン部が新しい芽として出てきてると思います。この点は、大学自体の経験とオーバーラップする部分がありますね。

ですので、自分もいつかの先人にならないといけないなと思ってます。

 

できないことに気づけた1年目

ーーコロナ禍ということもあって、新田さんは入社1年目からリモートワークだったと思いますが、1年を振り返ってみていかがですか?

新田:自分で一番成長したなと思うことは、「できないことに気づけた」ことです。自分が知らない領域で活躍している方々がたくさんいて、それを踏まえた上でどういう風になって行く必要があるのかを感じることができた1年でした。

私の業務は、ITのプロとして価値を提供する仕事ですが、提供を受ける側の方々はその業務のプロなわけです。システムを設計する側の私たちは、利用する側の業務や特性を理解することが必要です。お客様にはいろんな業態の方がいらっしゃることもあって、自分がこれまで知らなかった世界のことを知るきっかけになって、いい刺激があります。

私の実家はお米農家ではあるんですが、ひと口に農業と言っても個人でされている方もいれば、大規模施設園芸といって「東京ドーム○個分」規模でやっている企業もあります。当然、規模が異なればニーズも変わってくるので、お客様の要望の理解は必要不可欠ですね。

ーーお客様の要望を正確に理解するために、心がけていることはありますか?

新田:自分たちで集めた情報を元に資料化を行って、認識の相違がないかのすり合わせをすることを大切にしています。お客様はその道のプロであるがゆえに「これぐらいのことは知ってるよね」的なことがあります。

ですが、私たちはそうではないので、「私たちの考えはこうなんですが、間違ってませんか?」という一歩が大事になってくると考えてます。自分たちの理解度を示すことで、お客様としては「ここまではわかってるけど、この先は見えてないな」ということに気がつける良さもあります。

 

デジタルデザイン部はフランクすぎて逆にギャップを感じた組織

ーー現在新田さんは何人ぐらいの組織の中で就業されてるんですか?

新田:私の担当は25名以上の組織です。そのうち、NTT東日本社員の方は私の入社時は6人だったんですが、今では10名とどんどん人も増えています。

正直言うと、入社前までは上下関係がしっかりしている組織なんだろうなというイメージでしたが、いい意味でそれは違いました。フランクな職場で、逆に戸惑ったぐらいです(笑)。

例えば、職場の中で一番話しをする相手は直属の上司です。一般的に職場では「報連相」(報告+連絡+相談)が重視されますが、デジタルデザイン部ではこれが「雑相」(雑談+相談)なんです。すごく風通しがいい雰囲気ですね。

ーー現状はほぼリモートワークが中心だと思いますが、「雑相」はできてるんですか?

新田:今はできてます。入社したての頃は、「これを今、先輩に相談していいものか?」という葛藤があったのは事実ですが、一緒に働いていくうちにそういった遠慮はいらないことがわかりました。

ですので、「リモート=話しかけづらい」のはないですね。みんな雑談が好きなんですよ(笑)。相談目的で始まった話が、気がつくと雑談になっていることもありますし。最初こそ、いきなり通話するのは迷惑なんじゃないか? という思いがありましたが、今はむしろそんなことで通話を躊躇する方が迷惑だろうという感覚ですね。心理的安全性が高い組織と言っていいと思います。

それと、デジタルデザイン部では「失敗を責めない」方針があります。失敗そのものは良くないことですが、個人を責めることはなく、なぜそうなったのか? の話になります。これはすごくいいことですよね。

設立からあまり時間が経っていない部署でもあるので、昔からこうやってきたら今もそうするといったようなこともほとんどないので、リモートワークでもスムーズに業務ができている印象です。こういった柔軟性に富んでいる点も、デジタルデザイン部のいいところだと思ってます。

ーー今後、新田さんとしてこんな風になっていきたいという人物像を教えていただきますか?

新田:入社2年目になって初めて先輩になったわけですが、少なくとも後輩たちが気軽に通話、話しかけてくれるような存在にはなりたいです。

そして、今後5年、10年と働いていく中でやってきたことが後続の方たちにとって意味のあるものを作り出していきたいと思ってます。さきほど話をした「いつかの先人になる」ということです。これが大きな目標ですね。


■新田智史(ファシリテーション部門DX技術担当)

東日本電信電話株式会社 デジタル革新本部 デジタルデザイン部 新田智史氏
学生時代は地球物理学を専攻し、衛星データを用いた海洋現象の研究を実施。
2020年新卒入社でデジタルデザイン部に初期配属。現職にて農業法人に向けたシステム開発を担当。

撮影・大塚まり
文・辻 英之

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