【未来くりっぷ#7】ちょっと怖かったデジタルデザイン部の印象はまったく違って成長できる土壌があるーー金原有里(ファシリテーション部門 DX技術担当)

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NTT東日本のデジタル事業に関わる人へのインタビュー7回目は、デジタルデザイン部初の事務系採用でジョインされた金原有里さんです。新卒でNTT西日本入社して、「成功するまでやめない」精神で業務にあたられています。「最初はちょっと怖かった」印象をもっていたという金原さんのデジタルデザイン部での奮闘ぶりをうかがいました。

NTT西日本からグループ内社内公募でデジタルデザイン部へ

ーーひと言で金原さんご自身を表すとどんな人ですか?

金原:「ガチャガチャ」ですかね。

私はもともとNTT西日本にいました。デジタルデザイン部はNTT東日本にある設備系の部署ですが、同じグループとはいえ、NTT東日本はある意味、未知のフィールドでもあります。加えて、私は文系の事務系採用での入社……。

こういった背景があるので、私をデジタルデザイン部に入れることで何が起こるかわからない、どういったものが出てくるかわからない面白さがガチャガチャに似ているなと思って、こう表現しました。

ーー金原さんは新卒でNTT西日本に入社されたんですか?

金原:そうですね。採用時に、大きく設備系(理系)と事務系(文系)に分かれるのですが、私は事務系採用でNTT西日本に入社しました。NTT西日本ではフレッツや電話関連の分野で、現場のビジネスプロセスの改善を行う業務をしていました。例えば、現場の業務を効率化するための事務処理の改善や、それを反映したマニュアルの作成、社内システムの改修などです。本社で検討した施策を現場の方に説明する機会も多くありました。

こういった業務では現場の方とコミュニケーションをとる機会が多いんですが、本社で決めた目標数値などをそのまま現場に落とし込んでしまうと、どうしてもハレーションが起こってしまいます。この点で、自分のコミュニケーション能力が役に立ったと思っています。

コロナ禍になる前までは現場に足を運んで現場のやり方を直接目にして理解することもしてましたし、それを元に現場の運用に合った業務プロセスの改善を提案していました。こうした行動を繰り返していくことで、現場にお困りごとがあった時に「とりあえず、金原さんに相談してみよう」と頼って頂けることも多くなってきて、それがとても嬉しかったです。

また、私は自分のポテンシャルがあまり高くないと思っています。なんでも器用にこなせるタイプではないですし、失敗してしまうこともよくあります。言い方を変えると、失敗することを恐れないんですが、失敗したことをそのままにしておくのが嫌なんですよね。

実は私の一番のストレス発散は、努力なんです。就活でも苦戦しましたし、業務に就いてからも思うように結果が残せなかったこともあります。ですが、こういった失敗を糧に、ほかに自分ができることはないか? どういった情報が不足しているのか? などを考えて、「成功するまでやめない」精神で行動できる点が自分の長所だと思ってます。

私はNTTグループ内社内公募でデジタルデザイン部に採用されたんですが、こういった面を評価いただけたのかなと思います。


デジタルデザイン部で新たな事業を作っていける人材になりたい

ーーNTTグループ内社内公募でデジタルデザイン部を選ばれた理由を聞かせてください。

金原:私はこれまで、NTTの柱になっている通信関連の事業に関わってきました。NTT西日本で最初に配属されたのもコールセンターで、NTTのお客様窓口としての役割を経験し、その後もNTTの通信分野の仕組みを作る仕事をしてきました。

これはこれで楽しかったんですが、NTTグループ内で電話やフレッツといった事業以外での大きな収入源を作っていこうという動きが出てきました。これがまさにデジタルデザイン部でやっている新規事業や新分野への進出でした。

私自身、新分野での収入確保に興味がありましたし、新たな事業を作っていける人材になりたいという想いがあったので社内公募にチャレンジしました。

1年ほど前の社内研修で、「10年後のNTTはどうなってますか?」という問いがありました。このとき、医療系への進出、ドローンを活用した事業、農業系などのさまざまなアイデアが出ましたが、この研修をきっかけに未来のNTTで活躍できるようになりたいという思いが強くなりました。

加えて、これまで社内システムの改修に関わってはいたのですが、「こういうシステムを作ってください」とお願いする要望サイドの立場で、作成サイドの立場ではなかったんですね。だから、要望サイドの視点を持ちつつ、作成サイドになってみたいという気持ちがありました。

というのも、作成サイドが伝えたいことはわかるんですが、要望サイドにわかるように翻訳されていない気がしたんです。もちろん、聞けば教えてくれますが、これにかける稼働はもどかしいですし、もっとスマートに伝達できたら仕事全体の効率が上がるのでは? という思いがありました。

こういった背景があって、デジタルデザイン部にチャレンジしました。


システム設計は家を作る設計士に似ている点が多い

ーー実際、デジタルデザイン部へ入られていかがですか?

金原:最初は、事務系の部署からシステム系の仕事へジョブチェンジすることに不安はありました。実際、周りの方々のレベルは非常に高いという印象です。しかも、私はデジタルデザイン部における事務系採用の最初の1人ですし……。

配属前にデジタルデザイン部の方と関わることがあったんですが、私から見て「意識の高い人たちの集まりで、仕事ができない人を切り捨てるんじゃないか?」みたいに見えてしまって、正直ちょっと怖かったというのはあります(笑)。でも、これはまったく違いますね。

デジタルデザイン部には成長させてくれる土壌があるんです。初心者向けのシステム研修も実施されてますし、いきなり難しいことを任されることはなくて、がんばれば手が届く範囲の仕事から担当するといった、今からでも勉強させてくれる土壌があるんですよね。このおかげで、私が主体的にできる仕事の範囲も増えてきています。

現在はこれまでの経験を活かせるお客様との調整業務がメインですが、システムの設計をする仕事にも着手し始めています。それで、システムの作成は家を作るのと似ているなと気付きました。家を作るときは、お客さんと設計士の方がコミュニケーションを取って、その方の趣味やライフスタイルに合わせた設計をしますよね。

例えば、サーフィンをされている方の家の設計図を作るときは、玄関先にサーフボードを置く場所があったらいいですよね、外に水道があると便利ですよねといった具合に、設計士の方はお客さんと色々とお話をすると思うんです。ですが、要望を的確に言葉にするのは難しいので、お客さんからこういった要望が出てくるとは限りません。

なので、これらを設計する側から提案する必要があると思うんです。システムでも同じことが言えると考えていて、お客さんが「これを求めてたんです」といってもらえるシステムを作ることが大切だと思ってますし、システム設計ではそれが必要不可欠なんです。これこそが私たちの仕事だなと。

ーー過去の金原さんの経験を踏まえて、気をつけていることはありますか?

金原:これまでは「現場ファースト」の考えでしたが、同じように「お客様ファースト」の考え、つまり、システムを使う側の視点はずっと持ち続けないといけないなと思ってます。「金原さんに話せばわかってくれる」といった信頼関係を維持しながら仕事を続けていくことも大切です。

デジタルデザイン部では新規事業がメインなので既存のお客様ばかりではありませんし、新しいお客様とのコミュニケーションは重要になってきます。難易度は低くないですが、しっかりと意見交換をしていくことは意識していますね。


裁量が大きくフランクな環境は仕事がやりやすい

ーー現在はどういったチーム構成なんですか?

金原:メインで入っているプロジェクトでは、上司1名、2年目の方が1名と私の3名構成のチームです。とはいえ、このメンバー固定というわけではなく、案件に応じて柔軟に構成は変わっていきます。チームの雰囲気は、いい意味でフランクでびっくりしてます(笑)。

先輩だから、上司だからといったことはあまり関係なく、コミュニケーションも取りやすいですね。電話やチャットで気軽に連絡が取れますし、在宅勤務ではあるものの隣にいるのと変わりないと言うか。これによって、わからないことはタイムリーに聞けて解決できるのはいいですね。

これまでいた部署では、業務範囲がある程度明確に決まっていたんですが、デジタルデザイン部では「やりたかったら、やっていい」という雰囲気があるのも特徴です。自由度も高く、裁量もあるのですごく仕事がやりやすい環境です。

ーー最後に、今後の金原さんの展望をお聞かせください。

金原:まずは自分がお客様の要望を叶える設計図を書ける人材になりたいですね。現在、NTTグループではこの設計図を書くことが苦手なんじゃないかと感じています。まずは設計図を書く仕事を社内で確立させて、その先は自分のノウハウをNTTグループ内に展開していけるようになれたらいいと思ってます。これによって、企業としてより強くなると最高ですよね。

従来までは「いいモノやサービスが出たらみんな使うでしょう」的な発想があったと思うんですが、今は「具体的な課題を解決することににフォーカスを当てる」意識を持って開発をしたほうが強いと思います。いいモノを作るのは前提として、それを使ってもらえるようにひと工夫することを大切に業務にあたっていきたいです。

■金原有里(ファシリテーション部門 DX技術担当)

2016年、NTT西日本に新卒入社。四国支店でのコールセンタ業務、大阪本社でのビジネスプロセスの改善業務を経て、2021年8月にNTT東日本に転籍。現在は、農業系システムの開発プロジェクトを中心に業務を担当。

撮影・大塚まり
文・辻 英之

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